googleロゴ『ノーベル化学賞』を受賞した『ジョン・コーンフォース』とは!?

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2017年9月7日のgoogleトップページが『ジョン・コーンフォース』さんに変わっています。

2002年に受賞、話題になった『田中耕一』さんをはじめ、日本人でも多くの方が受賞している『ノーベル化学賞』はもちろんご存知の方が多いと思いますが、この『ジョン・コーンフォース』さんとは一体どんなことをされた方なのでしょうか。

 

ジョン・コーンフォース(Sir John Warcup “Kappa” Cornforth)さんってどんな人?

サー・ジョン・ワーカップ “カッパ” コーンフォース(Sir John Warcup “Kappa” Cornforth)

化学者

生誕・・・1917年9月7日

死没・・・2013年12月8日(満96歳)

出身国 オーストラリア

1975年に酵素触媒反応の立体化学的研究でノーベル化学賞を受賞した科学者です。

 

ジョン・コーンフォースの生涯・生い立ち

コーンフォースは英国「オックスフォード大学」出身の父と、看護師の母をもちと4人兄弟のうちの2番目の子としてオーストラリア、シドニーで生まれました。

彼が10歳の時、聴覚障害者となりましたが、シドニー・ボーイズ高等学校での化学の先生との出会いで、難聴が大変なハンディキャップではないのでは。と考えるようになりました。

16歳でシドニー大学に入学したジョンは、講義を聞くということはできないながらも、有機化学を学び、1937年ユニバーシティーメダルを受賞し、首席で卒業しました。

その後、奨学金を得てオックスフォード大学へ移ったのです。

ちなみに、シドニー大学で出会い、同じく奨学金を取得した『リタ・ハラデンス』と1941年に結婚し、3人の子供と2人の孫がいます。

オックスフォード時代である第二次世界大戦中に、ペニシリンの研究で有名になり、1949年にはThe Chemistry of Penicillin(ペニシリンの化学)を執筆。

1946年 英国医学研究機構の研究員となり、非芳香族ステロイドの最初の全合成を完成。

その後、大学の準教授や教授を歴任し、シェル・リサーチ社酵素化学研究所所長となる。

1975年 酵素触媒反応の立体化学研究の貢献により、ノーベル化学賞を受賞。オーストラリアン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

 

 

名前が由来になっている『コンフォース転位』とは?

コーンフォース転位(Cornforth rearrangement)とは、有機化学に置ける人名反応の一つ

上式のように、5位に炭素置換基 R1、4位にカルボニル置換基 C(=O)R2 を持つ 1,3-オキサゾール化合物を加熱すると R1 と R2 が入れ替わった生成物が得られる。

出典;wikipedia

ノーベル化学賞をとった研究とは

コーンフォースは、ウラジミール・プレログと共にした研究で、賞を授与しました。

彼らの研究は、コレステロールが生合成される各段階を詳しく解析したもので、その段階における酵素の働きを立体化学の方面から研究した。血流に運ばれるコレステロールは、心臓病の発症のキーの1つと考えられていますがそのような多くの成果を得たため、

「酵素触媒反応の立体化学」の研究に対し、ノーベル化学賞が授与されたのです。

 

コンフォースのニックネームは?

彼は「カッパ」というニックネームを持っていました。

ギリシャ文字カッパから生まれました。コンフォースの最初の文字と同じ音を持っているためです。

コンフォースの実験用フラスコには消えないようエッチングされていたそうです。

 

化学に興味を持ったきっかけは?

オーストラリア(シドニー)で生まれ育ったコンフォースは、星を観察し天文学を学んできました。しかし、変化できないものを単に観察するのではなく、変化をするものに惹かれていました。

10代の頃、聴覚に障害が出始めましたが、読書や自分で研究をすることで学ぶことができることから化学に興味を持ち始め、自宅に建てた研究所で見た、結晶や蒸留液の美しさ、染料の色や臭いの良し悪しなどが彼を化学の世界へ引き込んだのです。

 

コンフォースの名言は?

コンフォースの時代は、ドイツ語で出版された化学文献が主流でした。

それをどのように読むべきか。文献は科学者が直接発表したものでない限り、内容を鵜呑みにしないということを学びました。

教科書が真実であると言ったものを、実験が真実であると示したものと比較すること。

「私は教科書で読んだことのある単語を信じていない」

科学の魅力の中で、「間違いから学ぶ」ということが大事ということを言っています。

科学を発見と修正のプロセスを自分自身で体験し、研究をした結果、ノーベル化学賞を受賞することになったのですね。

 

まとめ

・10代で耳に障害が出たが、講義が聞けなくても化学は学べると感じ化学に興味を持った

・小さいころから本を間違った情報があると考えて読んでいた

・自分で研究することで「間違いから学ぶ」ことが大事ということを知った

・色々な研究で賞をもらい、最終的に、ノーベル化学賞を受賞した

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